タイ旅行を計画しているけれど、どんなルートで回ればいいか迷っていませんか?限られた休暇で効率よく観光したい、でも初めての場所で不安…そんな気持ち、とてもよくわかります。
この記事では、3泊5日の王道プランを中心に、日数別・予算別のモデルコースを、2025年最新の情報と実体験に基づいて詳しく解説します。実際に現地を訪れた旅行者の声も交えながら、失敗しないプランニングのコツをお伝えします。
記事を読み終える頃には、あなたにぴったりのタイ旅行プランが見つかり、すぐに予約を始められるようになります。さあ、微笑みの国タイへの扉を開けましょう!
タイ旅行の基本情報|時差・気候・ベストシーズン
タイ旅行を成功させるためには、まず基本情報をしっかり押さえることが大切です。フライト時間から現地の気候まで、旅行計画に必要な情報を整理しました。これらの情報を参考に、あなたに最適な旅行時期と予算を決めていきましょう。
日本からのアクセスと所要時間
日本からタイへは、主要都市から毎日多数の直行便が運航しています。東京(成田・羽田)からバンコクまでは約6時間30分、大阪(関西)からは約6時間、名古屋(中部)からは約6時間15分、福岡からは約5時間30分でアクセス可能です。
航空会社は大手のJAL、ANA、タイ国際航空のほか、LCCのエアアジアX、スクート、ピーチなども就航しています。料金の目安は、大手航空会社で往復6万円~12万円、LCCで3万円~7万円程度です(2025年6月現在)。
繁忙期(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆)は料金が2倍以上になることもあるため、出発の2~3ヶ月前の予約がおすすめです。特にLCCはセール時に購入すれば、往復2万円台で行けることもあります。
タイ旅行のベストシーズンと気候
タイの気候は大きく3つの季節に分かれます。乾季(11月~2月)は雨がほとんど降らず、気温も25~30度と過ごしやすく、観光には最適です。ただし、ホテルや航空券の料金は高めになります。
暑季(3月~5月)は最高気温が35度を超える日も多く、特に4月は40度近くまで上がることもあります。水かけ祭り(ソンクラーン)の時期でもあり、暑さ対策は必須ですが、祭りを楽しむなら最高の季節です。
雨季(6月~10月)は1日に数回スコールがありますが、1時間程度で止むことがほとんどです。雨季でも十分観光は楽しめ、ホテル料金が30~50%安くなるのが魅力です。緑が美しく、フルーツも美味しい季節でもあります。
雨季のタイ旅行は実はお得!スコールは夕方に多いので、午前中に観光、午後はショッピングやスパという計画を立てれば快適に過ごせます。
通貨・物価・予算の目安
タイの通貨はバーツ(THB)で、2025年6月現在、1バーツ=約4.3円です。両替は空港よりも街中の両替所の方がレートが良く、特にバンコクのスーパーリッチやVASU EXCHANGEがおすすめです。
物価は日本の3分の1~半分程度で、屋台での食事は150~300円、タクシー初乗りは約150円、マッサージは1時間1,000~2,000円が相場です。観光地のレストランや高級ホテルは日本と同等の価格帯になります。
項目 | 料金目安 | 日本円換算 |
---|---|---|
屋台の麺類 | 40-60バーツ | 170-260円 |
レストランでの食事 | 200-500バーツ | 860-2,150円 |
タクシー(5km) | 60-100バーツ | 260-430円 |
BTSスカイトレイン | 15-60バーツ | 65-260円 |
旅行予算の目安は、格安旅行で1日1万円、スタンダードで1.5万円、ラグジュアリーで2.5万円以上を見込んでおくと良いでしょう。これで次は、具体的なモデルコースを見ていきましょう!
タイ旅行3泊5日モデルコース|初心者向け王道プラン
タイ旅行の定番といえば、やはり3泊5日のプランです。このコースは、バンコクの主要観光地をしっかり押さえながら、アユタヤなどの郊外観光も楽しめる、初心者に最適なバランスの取れたプランです。実際に多くの旅行者が「これで十分満足!」と評価する内容になっています。
3泊5日王道プラン概要
バンコク到着&ナイトマーケット
午後:空港→ホテル、夜:ナイトマーケット散策
バンコク三大寺院巡り
終日:ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン、ワット・パークナム
アユタヤ日帰り観光
終日:世界遺産アユタヤ遺跡群&象乗り体験
水上マーケット&鉄道市場
午前:ダムヌンサドゥアック水上マーケット、午後:メークロン線路市場
ショッピング&帰国
午前:お土産購入、午後:空港へ移動
1日目:バンコク到着&ナイトマーケット散策
スワンナプーム国際空港に到着したら、まずはホテルへ向かいます。空港からバンコク市内への移動は、エアポートレールリンク(ARL)が便利で安心です。料金は45バーツ(約195円)、所要時間は約30分です。
初日の宿泊は、BTSアソーク駅やプロンポン駅周辺のスクンビットエリアがおすすめです。交通の便が良く、日本人にも人気のエリアで、コンビニや飲食店も充実しています。
夜は、インスタ映えスポットとして人気のロットファイ・ラチャダー・ナイトマーケットへ。カラフルなテントが並ぶ様子は、上から見ると宝石箱のような美しさです。屋台グルメも充実しており、パッタイやトムヤムクンなど、本場のタイ料理を堪能できます。
ナイトマーケットの全景写真は、隣接するショッピングモール「エスプラネード」の駐車場4階から撮影できます。日没後30分頃が最も美しく撮れる時間帯です!
1日目の予算目安:3,000~5,000円(移動費500円、夕食1,000円、ホテル2,000~3,500円)
2日目:バンコク三大寺院巡り&ワット・パークナム
2日目は、バンコク観光の定番中の定番、三大寺院巡りです。朝8時にはホテルを出発し、まずはワット・プラケオ(エメラルド寺院)へ向かいます。王宮と併設されており、タイで最も格式の高い寺院です。
ワット・プラケオ(8:30-10:00)
入場料500バーツ。服装規定が厳しいので、肩と膝が隠れる服装で。エメラルド仏は撮影禁止ですが、建物の装飾は圧巻です。
ワット・ポー(10:30-12:00)
入場料200バーツ。全長46mの涅槃仏は必見。足の裏の螺鈿細工も見逃せません。敷地内でタイ古式マッサージも体験可能(30分260バーツ~)。
ワット・アルン(13:30-15:00)
入場料100バーツ。渡し船で対岸へ(4バーツ)。陶器の装飾が美しい仏塔は、階段を登って展望台へ。チャオプラヤー川の眺望は格別です。
ワット・パークナム(16:00-17:30)
入場無料。エメラルドグリーンの天井画で話題の寺院。BTSタラートプルー駅から徒歩15分。夕方の光が差し込む時間帯が撮影ベストタイム。
三大寺院は徒歩圏内にありますが、暑い中での移動は体力を消耗します。ワット・ポーとワット・アルン間は渡し船(4バーツ)を利用すると、川風が心地よく、移動も楽になります。
夕食は、話題のルーフトップバー「シロッコ」や「バーティゴ」で夜景を楽しみながらディナーもおすすめ。予算を抑えたい場合は、サイアムパラゴンのフードコートが清潔で種類も豊富です。
2日目の予算目安:4,000~8,000円(入場料合計800バーツ≒3,440円、食事2,000円、移動費500円、その他)
3日目:アユタヤ日帰り観光&象乗り体験
3日目は世界遺産アユタヤへ。14世紀から400年以上栄えたアユタヤ王朝の遺跡群は、バンコクから日帰りで訪れることができる人気の観光地です。移動方法は大きく3つあります。
移動方法 | 所要時間 | 料金 | メリット・デメリット |
---|---|---|---|
現地ツアー | 1日 | 2,000-3,500バーツ | 楽で効率的、日本語ガイド付きも選択可 |
鉄道 | 片道1.5時間 | 15-20バーツ | 最安値、本数が少なく時間に制約 |
ロットゥー(バン) | 片道1時間 | 60バーツ | 本数多い、現地での移動手段要検討 |
初心者には現地ツアー参加がおすすめです。主要遺跡を効率よく回れ、象乗り体験も含まれているツアーが多いです。個人で行く場合は、現地でトゥクトゥクをチャーター(3時間1,000バーツ程度)すると良いでしょう。
アユタヤで外せない体験が象乗りです。エレファントキャンプでは、10分200バーツから体験可能。遺跡を背景に象に乗る写真は、一生の思い出になります。
象乗り体験では、象使いがチップを要求してくることがあります。写真撮影サービスを利用した場合のみ、20-50バーツ程度渡すのが相場です。
ランチは、川沿いのレストランでのタイ料理がおすすめ。特に「バーン・イアン・オーキッド」は、リバービューを楽しみながら本格的なタイ料理が味わえます(1人300-500バーツ)。
3日目の予算目安:4,000~8,000円(ツアー代3,000バーツ、食事1,000円、その他)
4日目:水上マーケット&メークロン鉄道市場
4日目は、タイならではのユニークな市場巡りです。早朝6時にホテルを出発し、まずはダムヌンサドゥアック水上マーケットへ向かいます。バンコクから約80km、車で1.5時間の距離にあります。
水上マーケットでは、手漕ぎボート(1時間150バーツ/人)に乗って運河を巡るのがおすすめ。船上で調理されたクイッティアオ(タイラーメン)を食べる体験は、まさにタイならではです。
午後は、世界的にも珍しいメークロン線路市場へ。線路の両側にぎっしりと店が並び、列車が来ると一斉にテントをたたむ光景は圧巻です。列車通過時刻は1日4回(8:30、11:10、14:30、17:40)なので、時間を合わせて訪問しましょう。
「列車が来る瞬間の市場の変化は本当に驚き!みんな慣れた手つきでテントをたたむ様子は、まるで演劇を見ているようでした」
– 2025年5月訪問 東京都・30代女性
夕食は、アジアティーク・ザ・リバーフロントがおすすめ。チャオプラヤー川沿いのナイトマーケットで、レストランやお土産店が充実しています。無料シャトルボートでアクセスできます。
4日目の予算目安:5,000~8,000円(ツアー代2,500バーツ、食事1,500円、お土産1,000円)
5日目:ショッピング&帰国
最終日は、フライト時間から逆算して行動します。一般的に国際線は出発の3時間前には空港に到着しておきたいので、午後便の場合でも11時頃にはホテルをチェックアウトしましょう。
お土産購入なら、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット(土日のみ)や、毎日営業のMBKセンター、高級ブランドが揃うサイアムパラゴンがおすすめです。
買い物スポット | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
チャトゥチャック市場 | アジア最大級の市場、土日のみ | ★★★★★ |
MBKセンター | お土産の宝庫、価格交渉可 | ★★★★☆ |
ターミナル21 | 各階が世界の都市をテーマ | ★★★★☆ |
サイアムパラゴン | 高級ブランド、フードコート充実 | ★★★☆☆ |
スワンナプーム空港の制限エリア内にある免税店は品揃えが豊富。特にタイ限定のお菓子や、JIM THOMPSONのシルク製品は市内より安いことも!
空港への移動は、渋滞を考慮して余裕を持って。BTSとARLを使えば確実ですが、荷物が多い場合はタクシー(メーター使用で300-400バーツ+高速代)かGrab(配車アプリ)の利用が便利です。
5日目の予算目安:3,000~10,000円(お土産3,000円~、食事1,000円、移動費1,000円)
3泊5日プラン総費用:約65,000~95,000円(航空券込み、1人あたり)
タイ旅行4泊5日モデルコース|バンコク+プーケット
「せっかくタイに行くなら、都市もビーチも楽しみたい!」そんな欲張りな方には、バンコク2泊+プーケット2泊のプランがおすすめです。都会の喧騒とトロピカルリゾートの両方を満喫できる、変化に富んだ旅になります。
バンコク2泊+プーケット2泊の効率的プラン
このプランの鍵は、国内線の上手な活用です。バンコク-プーケット間は1日20便以上運航しており、所要時間は約1時間20分。LCCなら片道3,000円程度から予約できます。
バンコク到着・市内観光
午後着の便なら三大寺院のうち1つ、夜着ならナイトマーケットへ。スクンビット地区のホテル泊。
バンコク観光・夕方プーケットへ
午前中に寺院巡り、15時頃の便でプーケットへ。パトンビーチ地区のホテルにチェックイン。
プーケット島内観光
レンタルバイクで島内巡り。プロムテープ岬の夕日は必見。オールドタウンでプーケット料理を堪能。
アイランドホッピングツアー
ピピ島やコーラル島への日帰りツアー。エメラルドグリーンの海でシュノーケリング。
プーケットから帰国
プーケット国際空港から直接帰国、またはバンコク経由で帰国。
荷物については、バンコクでは小さめのバッグ、プーケットではビーチ用品を含む大きめの荷物という使い分けがポイント。バンコクのホテルに大きな荷物を預けて身軽に移動する方法もあります。
都市観光とビーチリゾートを満喫する方法
バンコクとプーケット、それぞれの魅力を最大限に楽しむには、気持ちの切り替えが大切です。バンコクでは積極的に街歩きを楽しみ、プーケットではリラックスモードに切り替えましょう。
バンコクの楽しみ方
- 早朝の寺院巡りで混雑回避
- BTSやMRTを活用した効率的移動
- 屋台グルメの食べ歩き
- ナイトライフの充実
プーケットの楽しみ方
- ビーチでのんびり読書
- サンセットを見ながらカクテル
- 新鮮なシーフード三昧
- スパでリラクゼーション
プーケットでは、パトンビーチの賑やかさと、カタビーチやカロンビーチの静けさ、両方を体験するのがおすすめ。レンタルバイク(1日300バーツ)があれば、自由に移動できます。
「バンコクの刺激的な街歩きの後、プーケットの美しい海に癒されました。全く違う2つの顔を持つタイを一度に楽しめて大満足!」
– 2025年4月訪問 大阪府・20代カップル
4泊5日(2都市周遊)の予算目安:80,000~120,000円(航空券、国内線、ホテル、食事、アクティビティ込み)
タイ旅行5日間モデルコース|アクティブ派向け
もっとたくさんの場所を訪れたい!そんなアクティブな旅行者には、北部の古都チェンマイを加えた3都市周遊プランをご提案します。タイの多様な魅力を短期間で体験できる、充実の5日間です。
5日間で巡る3都市プラン
Day1-2:バンコク(都市観光)
Day3-4:チェンマイ(山岳地帯の文化)
Day5:プーケット(ビーチ)→帰国
各都市の滞在は短めですが、タイの多様性を実感できるプランです。
このプランでは効率的な移動が鍵となります。バンコク→チェンマイは飛行機(1時間15分)、チェンマイ→プーケットも飛行機(2時間)を利用。早朝便を活用すれば、移動日も観光に充てられます。
タイ国内線は「ノックエア」「タイ・ライオンエア」などLCCが充実。早期予約なら片道2,000円台も可能です。ただし、預け荷物は別料金なので注意!
チェンマイでは、300以上の寺院巡り、ドイステープ寺院からの絶景、ナイトバザールでのショッピング、象の保護施設訪問など、バンコクとは違った魅力が楽しめます。特に11月のロイクラトン(灯籠祭り)の時期は幻想的です。
5日間3都市周遊の予算目安:90,000~140,000円(移動費が増える分、やや割高になります)
タイ旅行モデルコース|予算別プランニング
「タイ旅行っていくらかかるの?」これは誰もが気になる質問です。ここでは、予算別に3つのプランをご紹介。あなたの予算に合わせて、最適なプランを選んでください。すべて3泊5日のバンコク滞在を基準にしています。
格安旅行(7万円~)のモデルコース
学生や若い世代に人気の節約プラン。LCC利用、ゲストハウス泊、屋台メインで構成すれば、7万円でも充実した旅行が可能です。
- 航空券:LCCの事前予約で往復3万円
- 宿泊:カオサン通り周辺のゲストハウス(1泊1,500円)
- 食事:屋台中心(1食200円)、たまにフードコート
- 移動:公共交通機関のみ使用
- 観光:入場料が安い寺院中心
カオサン通りは、世界中のバックパッカーが集まるエリア。ドミトリーなら1泊800円からあり、情報交換もできます。屋台グルメは安くて美味しく、本場の味を堪能できます。
初海外でしたが、7万円でこんなに楽しめるとは!屋台のパッタイが40バーツ(170円)で感動しました。ゲストハウスで友達もできて最高の思い出に。
スタンダード旅行(10万円~)のモデルコース
最も人気のある価格帯。快適さと節約のバランスが取れた、初心者にもおすすめのプランです。
項目 | 内容 | 金額 | ポイント |
---|---|---|---|
航空券 | 大手航空会社エコノミー | 50,000円 | 機内食付き、預け荷物込み |
宿泊 | 3つ星ホテル(朝食付き) | 20,000円 | 立地重視、BTSアクセス良好 |
食事 | レストラン+屋台ミックス | 15,000円 | 1日3,000円計算 |
観光・移動 | 現地ツアー利用 | 15,000円 | 日本語ガイド付きも選択可 |
このプランなら、アユタヤや水上マーケットへの現地ツアーも気軽に参加でき、タイ古式マッサージ(2時間1,000バーツ)も楽しめます。ホテルの朝食ビュッフェで一日をスタートできるのも魅力です。
ラグジュアリー旅行(15万円~)のモデルコース
せっかくの海外旅行、贅沢に過ごしたい方向け。5つ星ホテル、高級レストラン、プライベートツアーで、ワンランク上の体験を。
憧れの5つ星ホテル体験
マンダリンオリエンタルやペニンシュラなど、世界的に有名なホテルでの滞在。チャオプラヤー川を望むスイートルームで優雅な時間を。
宿泊費:1泊25,000円~
特典:スパクレジット、アフタヌーンティー付き
プライベートツアーなら、自分のペースで観光でき、ガイドも独占。高級レストラン「ガガン」「ナーム」では、モダンタイ料理の真髄を味わえます(ディナーコース1人8,000円~)。
ラグジュアリープランなら、ホテルのリバークルーズディナーがおすすめ。夜景を見ながらの食事は、特別な記念日にぴったりです。
空港送迎もリムジンサービスを利用すれば、到着から優雅な気分に。タイの上質なホスピタリティを存分に体験できるプランです。
タイ旅行の交通手段と移動方法
タイでの移動は、観光の効率を大きく左右します。バンコクの交通渋滞は世界的に有名ですが、上手に交通手段を使い分ければ、ストレスなく観光を楽しめます。ここでは、旅行者が使いやすい移動手段を詳しく解説します。
交通手段 | 料金目安 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
BTS(スカイトレイン) | 15-60バーツ | 渋滞なし、時間正確 | 路線が限定的 |
MRT(地下鉄) | 16-42バーツ | 涼しい、本数多い | 階段が多い |
タクシー | 初乗り35バーツ | ドアtoドア、荷物OK | 渋滞、メーター拒否も |
トゥクトゥク | 交渉制50バーツ~ | タイらしい体験 | 料金トラブル多い |
Grab(配車アプリ) | 事前確定 | 料金明瞭、安心 | アプリ設定必要 |
BTSとMRTは観光の強い味方です。主要観光地の多くは駅から徒歩圏内。1日乗車券(BTS:140バーツ)もありますが、都度購入の方が安い場合が多いです。
最近人気なのが配車アプリ「Grab」。事前に料金が確定し、現金でもクレジットカードでも支払い可能。言葉の心配もなく、特に女性の一人旅には安心です。
日本でGrabアプリをダウンロード
SMS認証があるので、日本の電話番号で事前登録がおすすめ。
現地でSIMカードを購入
空港で7日間使い放題が300バーツ程度。設定もしてくれます。
アプリで配車リクエスト
現在地と目的地を入力すれば、料金が事前表示。車種も選択可能。
長距離移動では、高速道路を使うかどうかで料金が大きく変わります。空港から市内は高速利用で+75バーツ程度ですが、30分は短縮できます。
タイ旅行で絶対に外せない観光スポット
タイには数え切れないほどの観光スポットがありますが、初めての旅行で「これだけは見逃せない!」という場所を厳選しました。効率的な回り方のコツも合わせてご紹介します。
- ワット・プラケオ&王宮 – タイで最も格式高い寺院
- ワット・ポー – 巨大な涅槃仏は圧巻
- ワット・アルン – チャオプラヤー川沿いの美しい寺院
- アユタヤ遺跡群 – 世界遺産の古都
- 水上マーケット – タイならではの買い物体験
これらの定番スポット以外にも、最近注目を集めているのがワット・パークナム。エメラルドグリーンの天井画は、まるで宇宙空間のような美しさで、インスタグラムでも大人気です。
効率的に回るコツは、エリアごとにまとめて観光すること。王宮エリア(ワット・プラケオ、ワット・ポー)は徒歩圏内。ワット・アルンへは渡し船で。この3つは半日あれば回れます。
穴場スポットとして、タラートロットファイ・シーナカリン(鉄道市場)もおすすめ。週末の夜だけ開催されるナイトマーケットで、ヴィンテージ品や手作り雑貨が豊富。観光客も少なめで、ローカルな雰囲気を楽しめます。
タイ旅行を快適にする準備とコツ
楽しい旅行も、準備不足では台無しに。ここでは、タイ旅行を200%楽しむための準備と、現地で役立つコツをお教えします。これらを押さえておけば、初めてのタイ旅行でも安心です。
持ち物チェックリスト
- パスポート(残存期間6ヶ月以上)
- 航空券(eチケット)のコピー
- ホテル予約確認書
- 海外旅行保険証
- 現金(日本円)とクレジットカード
- スマートフォンと充電器(変圧器は不要)
- 日焼け止め(SPF50以上推奨)
- 虫除けスプレー
- 常備薬と胃腸薬
- 羽織物(エアコン対策・寺院用)
- 歩きやすいサンダルと靴
- ウェットティッシュ
タイの電圧は220V(日本は100V)ですが、最近のスマホやカメラの充電器は海外対応がほとんど。ただし、ドライヤーなどは変圧器が必要です。
知っておきたいタイの文化とマナー
タイは「微笑みの国」と呼ばれる通り、人々は温かくフレンドリーです。しかし、仏教国としてのマナーは厳格に守られています。
健康と安全対策
タイは比較的治安の良い国ですが、観光客を狙った軽犯罪には注意が必要です。
健康面では、水道水は飲まず、必ずペットボトルの水を。氷も要注意ですが、大手チェーン店なら問題ありません。屋台の生野菜やカットフルーツは避け、火の通ったものを選びましょう。
🚨 緊急連絡先
タイの病院は医療水準が高く、特にバンコク病院やサミティヴェート病院は日本語対応も充実。ただし、治療費は高額になるため、海外旅行保険は必須です。
まとめ
🌴 まとめ
タイ旅行のモデルコースについて、日数別・予算別に詳しく解説してきました。特に人気の3泊5日プランなら、バンコクの主要観光地とアユタヤなどの郊外も楽しめます。
- ベストシーズンは11月〜2月の乾季、ただし雨季も魅力あり
- 予算は7万円〜で